レンタカーでドラレコを確認するときはどんな時?ドライブトラブルで大活躍

レンタカーでドラレコを確認するときはどんな時?ドライブトラブルで大活躍

公開日:2025/07/14 / 最終更新日:2025/07/09
レンタカーのドラレコ確認

こんにちは!名古屋駅近くにて車のレンタルサービスを行うハローレンタカーです!見知らぬ土地でのドライブや、普段乗り慣れないレンタカー。万が一の事故やトラブル時、あなたの味方になるのがドライブレコーダー(以下ドラレコ)です。しかし「レンタカーにドラレコって付いてるの?」「どうやって確認すればいいの?」と疑問に感じる方も多いでしょう。この記事では、レンタカー利用中にドラレコの確認が必要となる具体的なシチュエーションから、その設置状況、そしてドラレコ映像の法的効力や利用目的まで、レンタカーにおけるドラレコの全てを徹底解説します。安心して快適なレンタカードライブを楽しむために、ぜひご一読ください。

ドラレコを確認するシチュエーションとは

レンタカーを借りる際、普段意識しないかもしれないドラレコの存在。しかし、特定のシチュエーションでは、その確認が非常に重要になってきます。ここでは、レンタカーでドラレコを確認すべき主なタイミングや理由について解説します。

事故やトラブルへの備え: ドライブ中に予期せぬ事故やあおり運転などのトラブルに巻き込まれた際、ドラレコの映像は客観的な証拠として大きな力を発揮します。過失割合の決定や保険会社との交渉において、映像があるかないかで状況が大きく変わることも少なくありません。事前にドラレコの有無を知っておけば、より安心して運転に集中できます。

事故やトラブルの発生時: 最も重要なのが、事故や接触事故、またはそれに近いヒヤリハットが発生した際です。この時、ドラレコが正常に作動し、状況が記録されているかを確認する必要があります。すぐに停車できる安全な場所を見つけ、録画が継続されているか、必要な映像が保存されているかを確認しましょう。もし手動録画機能がある場合は、念のため操作して追加で記録を残しておくのも良いでしょう。

運転中に不安を感じた時: 後続車からのあおり運転や、周囲の車の危険な運転挙動など、運転中に不安や身の危険を感じた際にも、ドラレコが正常に機能しているかを確認しておくことは重要です。万が一の事態に備え、記録が残っている状態にしておくことで、心理的な安心感にもつながります。

事故状況の再確認: レンタカー会社に事故報告をする際、ドラレコの映像が役立つ場合があります。必要に応じて、レンタカー会社の担当者と共に映像を確認し、状況を正確に伝えることが求められます。

自身の運転記録の確認: ごく稀にですが、借りた覚えのない傷や凹みなどについてレンタカー会社から指摘を受けるケースがないとも限りません。出発時の車両確認に加え、万が一の際に自身の運転状況を証明するためにも、ドラレコの存在は安心材料となります。ただし、個人情報保護の観点から、ユーザーが勝手にドラレコのデータにアクセスしたり、持ち出したりすることは基本的にできません。これは後述の「ドラレコ映像の法的効力と利用目的」にも関わります。

レンタカードラレコの設置状況

レンタカードラレコの設置状況

近年、安全意識の高まりとともに、レンタカーにおけるドラレコの設置は急速に進んでいます。しかし、全てのレンタカーにドラレコが標準装備されているわけではありません。ここでは、現在のレンタカーにおけるドラレコの設置状況と、その確認方法について掘り下げていきます。

普及率の向上: 以前はオプションや一部車両に限られていましたが、現在では多くの車両で標準装備化が進んでいます。特に新しい年式の車両や、人気車種には搭載されていることが多い傾向にあります。

前後録画型が主流に: 前方だけでなく、後方の状況も記録できる前後2カメラタイプのドラレコの設置が主流になりつつあります。これは、追突事故やあおり運転などのトラブル増加に対応するためです。一部では、360度全方位を記録できるタイプのドラレコを導入しているレンタカー会社もあります。

ドラレコ映像の法的効力と利用目的

ドラレコ映像の法的効力と利用目的

レンタカーに設置されているドラレコの映像は、万が一の事態において非常に重要な役割を果たします。しかし、その映像がどのように扱われ、どのような目的で利用されるのか、そして法的効力はどの程度あるのかを正しく理解しておくことは、レンタカー利用者にとって非常に重要です。

過失割合の判断: 交通事故の際、どちらにどの程度の過失があるかを判断する上で、ドラレコ映像は客観的な状況証拠として利用されます。信号無視や一時不停止、車線変更時の接触など、口頭での主張だけでは水掛け論になりがちな状況でも、映像があれば事実関係を明確にできます。

警察・保険会社への提出: 事故が起きた場合、警察の捜査や保険会社の事故調査において、ドラレコ映像の提出を求められることがよくあります。映像は、当時の状況を正確に把握するための貴重な情報源となります。

示談交渉での優位性: 示談交渉の際にも、ドラレコ映像は有効な交渉材料となります。不当な請求や誤った主張に対して、映像を提示することで反論の根拠とすることができます。

あおり運転対策: 近年問題となっているあおり運転においても、ドラレコ映像は証拠となり、警察への被害届提出や捜査に役立ちます。

レンタカーでのドラレコ確認は「もしも」の安心につながる!

レンタカー利用時のドラレコ確認は、万が一のトラブルに備える上で非常に重要です。事前に設置状況を確認し、もしもの時に映像が有効な法的効力を持つことを理解しておきましょう。そして、トラブル時は冷静にレンタカー会社に連絡し、適切な対応を仰ぐことが何よりも大切です。ドラレコの存在を知り、賢く活用することで、あなたのレンタカードライブはさらに安心で快適なものとなるでしょう。

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