レンタカーのパンク修理代は誰が支払う?対処法と費用を解説!

レンタカーのパンク修理代は誰が支払う?対処法と費用を解説!

公開日:2025/07/03 / 最終更新日:2025/07/08
レンタカーのパンク修理代

こんにちは!名古屋駅近くにて車のレンタルサービスを行うハローレンタカーです!せっかくの楽しい旅行やビジネスでの移動中に、レンタカーのタイヤがパンクしてしまったら、どうすればいいのでしょうか?「修理代は誰が負担するの?」「保険は使えるの?」といった疑問が頭をよぎるはずです。この記事では、レンタカー利用中にタイヤがパンクした際の正しい対処法から、修理代の負担、そして保険や補償制度について詳しく解説します。万が一の事態に備えて、ぜひご一読ください。

レンタカーがパンクした場合の対処法

パンク時の対処法

走行中にレンタカーのタイヤがパンクしてしまったら、突然のことで焦ってしまうかもしれません。しかし、安全を確保し、適切な手順で対処することが最も重要です。

安全な場所への停車と周囲の確認

パンクに気づいたら、まずはハザードランプを点灯させ、周囲の安全を確認しながらゆっくりと安全な場所へ停車しましょう。高速道路や交通量の多い場所では特に危険なので、路肩やパーキングエリアなど、後続車に注意しながら移動してください。停車したら、車から降りる前に再度周囲の安全を確認し、三角表示板や発炎筒がある場合は、車の後方に設置して後続車に異常を知らせましょう。

レンタカー会社への連絡が最優先

安全な場所に停車できたら、すぐにレンタカー会社へ連絡しましょう。契約時に渡される書類やレンタカー会社のウェブサイト、または車内に備え付けられた案内に、緊急連絡先が記載されています。連絡する際は、以下の情報を正確に伝えるようにしてください。レンタカー会社の指示に従い、ロードサービスの手配や今後の対応について確認してください。勝手に修理工場へ持ち込んだり、自分でタイヤ交換を試みたりするのは避けましょう。レンタカー会社によっては、提携のロードサービスがある場合や、独自のサポート体制を整えていることがあります。

スペアタイヤ・パンク修理キットの確認

一部のレンタカーにはスペアタイヤやパンク修理キットが積載されている場合があります。しかし、これらを安易に利用せず、必ずレンタカー会社の指示を仰ぎましょう。特にパンク修理キットは、特定の種類のパンクにしか対応できないことが多く、誤った使用は状況を悪化させる可能性もあります。スペアタイヤへの交換も、不慣れな場合は危険が伴います。無理せず、プロのロードサービスを待つのが賢明です。

警察への連絡(事故に起因する場合)

単なるパンクであれば警察への連絡は不要ですが、何かを乗り上げてしまい車両の一部を破損した、他の車両や物に接触してパンクしたなど、事故に起因するパンクの場合は、速やかに警察にも連絡が必要です。事故証明がないと、保険が適用されない場合があるため注意しましょう。

パンク修理代の負担と保険・補償について

パンク修理代の負担

レンタカーのタイヤがパンクした場合、その修理代や交換費用、さらには車両が使用できなくなった際の補償など、費用面が最も気になるところでしょう。ここでは、その負担の仕組みと、加入している保険・補償制度がどのように適用されるかを解説します。

パンク修理代は自己負担となるケースが多い

レンタカーの利用規約において、タイヤのパンクや損傷は、利用者の故意または過失によるものとみなされ、原則として利用者側の自己負担となるケースがほとんどです。これは、タイヤが消耗品であること、また、パンクの原因が利用中の運転状況に大きく左右されるためです。釘やネジを踏んでパンクした場合や、縁石に乗り上げてタイヤのサイドウォールを損傷した場合などがこれに該当します。修理で対応できる軽微なパンクであれば数千円程度の費用で済みますが、タイヤ交換が必要な場合は1本あたり1万円〜3万円以上かかることもあります。

免責補償制度はパンク修理代に適用される?

レンタカーを借りる際に加入を勧められる「免責補償制度」は、万が一事故を起こした場合に、対物・車両補償にかかる「自己負担額」の支払いを免除してくれる制度です。しかし、この免責補償制度は、タイヤのパンク修理代には基本的に適用されません。多くのレンタカー会社では、タイヤのパンクや損傷、ホイールの破損などは免責補償制度の対象外と明記されています。これは、タイヤが「消耗品」とみなされるため、事故による損傷とは異なる扱いとなるからです。ただし、ごく稀にパンクも補償対象となる特約を設けている会社もありますので、契約時に確認しておくのが確実です。

保険適用外となるケース

以下のような状況でのパンクや車両損傷は、保険や補償の対象外となり、全額自己負担となる可能性が高いです。

  • 故意による損傷: 故意にタイヤを傷つけた場合。
  • 過失が非常に大きい場合: パンクしていると知りながら長距離走行を続け、タイヤやホイールに甚大な損傷を与えた場合など。
  • 飲酒運転、無免許運転、薬物使用時: 法令違反を伴う運転中の事故や損傷。
  • 契約者以外の運転: 契約者以外で、レンタカー会社に登録されていない人物が運転していた場合。
  • 利用規約違反: 舗装されていない悪路での走行など、利用規約で禁止されている行為による損傷。

パンクに備えて安心してレンタカーを楽しもう

レンタカー利用中のタイヤパンクは、予期せぬトラブルですが、適切な対処法と補償内容を理解していれば、慌てずに対応できます。まずは安全確保とレンタカー会社への連絡が最優先。パンク修理代は原則自己負担となることが多いですため注意が必要です。安心できるレンタカー会社を選び、万全の補償体制で、快適なドライブ旅行を楽しみましょう。

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